1. 子どもの不登校やイライラ…実は「栄養(生化学)」が深く関係している
「分子栄養学・生化学」のお話から。子どもの成長期における栄養不足が、いかに心や行動に影響を与えるかというお話をします。
- 朝起きられない不登校の原因は「亜鉛不足」?
子どもが朝布団から出られない、あるいは地元のスポーツ少年団ですぐにバテてしまう……。これは単に根性がないわけではありません。体内の亜鉛(ミネラル)が不足すると、エネルギーを産生する「亜鉛酵素ALP」が働かなくなり、細胞レベルで元気が作れなくなってしまいます。 - 爪の白い斑点はサイン
すぐに疲れてしまう子どもの爪を見ると、白い斑点があることがあります。これは亜鉛不足で細胞分裂が間に合わなくなり、爪の正常な形成が妨げられることで、所々に白い斑点が生じている状態です。 - 成長期こそ、最も栄養を消費する
子どもは日々急激に成長していますが、この時期は亜鉛やビタミンAなどの栄養素を猛烈に消費します。また、傷ついた粘膜の修復など
にも亜鉛は必須です(アメリカなどでは術後に亜鉛が投与されるほどです)。成長期こそ、ミネラルやビタミン供給に細心の注意を払わなければ、心身の様々なトラブルに繋がってしまいます。もちろん、たんぱく質も重要となります。 - 性格や不安感も栄養で左右される
日光のサルと屋久島のサルはDNAが同じですが、観光客からお菓子(糖質や添加物)をもらって食べる日光のサルは、性格が大きく異なります。人間も同様に、例えばミネラルの「銅」が過剰になると、脳内のノルアドレナリンが増えて不安感が一気にアップしてしまいます。この場合は、亜鉛を補給して銅過剰を修正するなどの栄養アプローチが有効です。
2. サプリや食事指導で健康になるのは「ファイナルアンサー」ではない
分子栄養学の研究会で、小池先生(医師)のお話を聞く機会がありました。とても参考になるお話でしたので紹介します。
「サプリメントや食事指導で単に健康になることが、人生のゴール(ファイナルアンサー)ではない」
カウンセリングを進める中で、クライアントの健康に寄与するのは当然。本当に大切なのは、「その先、その人がどう幸せに生きていくか?」という哲学。時にその対話は、身体の枠を超えて「経営相談」のような話にまで発展することもあるとのこと。
これは、当院がベースにしているカイロプラクティックの「栄養・構造・心理」という3角形(様々な角度からクライアントを考察する)の概念と、方向性は同じです。
かつてある先輩から教わった「最終的にクライアントを立派な納税者(=社会で自立して輝く人)にするのが治療家の目標」という言葉とも、本質的に同じだと思いました。
3. 私自身の「治療哲学」の微修正。健康寿命の、その先へ
これまで私は、クライアントに対して「今困っている痛みを取るだけでなく、その人の健康寿命を最大にする」という哲学を持って向き合ってきました。
その考えをさらに一歩進めると、次のようなことになります。
単に病気がない、身体が動くという「健康寿命」の達成だけではなく、「精神の充足や心理的な事柄も含めた、その人トータルの幸福(ウェルビーイング)に寄与する」ということ。
少し話は大きくなりますが、それこそが治療家として私が本当に目指したいお身体のコンディショニングなのだと、再確認しました。
4. とても共感した「小池先生のことば」
カウンセリングの中で語られた、私たちの心と身体を解放するための素晴らしい言葉たちをまとめます。
- 溺れている人は、他人を助けられない
まず自分が幸せになり、心身ともに満たされていないと、本当の意味で周りの人を助けることはできません。 - 健康は単なる「手段」であり「道具」
健康になったその先に、あなたが本当に満たされるべき目的があるはずです。しかし多くの人は、親からの「〇〇しなければならない」という刷り込みや思い込みに縛られ、エネルギーを無駄なところで浪費しています。この余計な思い込みに気づき、方向性を修正できれば、人は心の底から幸せになり、周りにも良い影響を与えられます。 - 副腎疲労と「苦労の美徳」
慢性疲労(副腎疲労)が抜けない人は、「頑張る=苦労すること」という歪んだ美徳を持っているケースが多々あります。そのため、いくらでもストレスホルモン(コルチゾール)を消費してしまい、疲労が続きます。栄養からアプローチして一時的に元気になっても、この心理的な本質(思考のクセ)を変えなければ、必ず再発してしまいます。だからこそ、心理的アプローチが必要不可欠なのです。 - 「儲けること = 他者への貢献」
お金を稼ぐという一見私利私欲に見える行動も、実は徹底的に人のために働いた結果です。これを理解すれば、お金を得ることに罪悪感がなくなり、正当な報酬を受け取ってさらに仕事に励むことができます。結果として循環が生まれ、周りの人もみんな幸せになっていきます。
最後に:当院が目指すコンディショニング
当院が「骨格(構造)」だけでなく、「分子栄養学(栄養)」や「NLP(心理・脳の仕組み)」の3つのアプローチを融合させている理由は、まさにここにあります。
身体の痛みを消すこと、栄養不足を埋めることは、あなたが人生を思いっきり楽しむための「土台作り」にすぎません。
あなたが「本当にやりたいこと」を見つけ、心の底から満たされて幸せに生きていくために――。
広陵コンディショニングは、これからも皆さまの「身体・栄養・心」のトータルな幸福を、全力でサポートしてまいります!
お身体の慢性的な不調や、自律神経の乱れ、日々のパフォーマンス低下にお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談くださいね。
詳しい施術内容やご予約は、こちらの広陵コンディショニング 公式ホームページをご覧ください。