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【歯と顎関節⑤】合わない被せ物で首の骨が5mmもゆがんでいた:歯科医の論文より

「マッサージをしても、すぐに肩や首がガチガチに戻ってしまう…」
「原因不明の頭痛や首のコリに、もう何年も悩まされている…」

そんなしつこい不調にお悩みではありませんか?実はその原因、あなたの「噛み合わせ」や「過去に入れた歯の被せ物・詰め物」にあるかもしれません。

今回は、歯科医師の先生が学会(日本カイロプラクティック徒手医学会)に発表した症例報告の論文をご紹介します。


たった1個の被せ物で首の骨が6mmも歪んだ実例

富永歯科医院の富永正志医師が発表した論文『一個の冠(被せ物)が頚椎に影響を与えた一症例』に、このような患者さんのケースが報告されています。

【症例の概要】
49歳の女性。約3年前に「左上の奥歯」に全部鋳造冠(金属の被せ物)を装着して以来、ひどい肩こり、首すじのコリ、頭痛といった、いわゆる不定愁訴(原因不明の体調不良)にずっと悩まされていました。

そこで、原因と疑われた左上の被せ物をいったん取り外し、TEK(仮歯)に交換してみたところ、なんと翌日には「首や肩のコリがすーっととれていくのがわかった」と、症状が劇的に改善したのです。

レントゲン写真が証明した「首の骨」の変化

この変化は、本人の「感覚」だけではありませんでした。被せ物を取る前と、取った後で「首のレントゲン(X線)写真」を撮影し、精密な分析を行ったところ、驚きの事実が判明しました。

首の第一ボタンにあたる一番上の骨(第一頚椎:環椎)の位置が、以下のように変化していたのです。

状態 第一頚椎(首の一番上の骨)の位置
被せ物がある時 右側へ 5mm もズレていた
被せ物を外した後 左側へ 1mm の正常に近い位置に戻った

つまり、たった1本の合わない被せ物のせいで、首の骨が合計「6mm」も横に引っ張られて歪んでいたということです。測定の誤差を考慮しても、不適合な被せ物1個が明らかに首を歪ませていたという決定的な証拠になりました。

なぜアゴの不調が、首や肩のコリに繋がるのか?

専門的な理論(グゼーのクォードランド理論)では、「アゴの開け閉め運動は、首の2番目の骨(軸椎)の突起を中心にして行われている」とされています。

つまり、アゴと首の骨は歯車のようにガッチリと連動しているのです。
そのため、ミリ単位の噛み合わせのズレであっても、脳や首の骨にとっては大問題となり、結果として首の骨を歪ませ、周辺の筋肉をガチガチに緊張させて肩こりや頭痛を引き起こします。

この論文の結論でも、著者の医師は「たった1個の合わない被せ物が、首の骨を6mmも変位させることがある事実は、整体やカイロプラクティック側も見落とすべきではない」と警鐘を鳴らしています。

広陵コンディショニングからのアドバイス

当院(広陵コンディショニング)でも、日々多くの患者さんのお体を施術する中で、「体はすべて繋がっている」ということを常に感じています。

  • 「首が痛いから首だけをマッサージする」
  • 「肩がこるから肩に電気をあてる」

こうした部分的なアプローチだけでは、「顎関節、かみ合わせの異常」や「頭蓋骨や脊柱、骨盤の歪み(可動性異常)」に本来の原因のある場合、ほとんど解決になりません。

当院では、バキバキしない優しいソフトな施術で、首の骨はもちろん、頭の骨(頭蓋骨)やアゴのバランス、そして全身のトータルバランスを整えていきます。

「どこに行っても良くならない肩こり・首の痛みに悩んでいる」という方は、ほとんどの場合、本人の気づかない場所に本当の原因が隠れています。ぜひ一度、広陵コンディショニングへご相談ください。あなたの不調の「本当の原因」を一緒に見つけていきましょう。

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