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医療費増大の背景と腸内環境、心の乱れを整える引き算の健康法

2008年、十津川村は全国でも先駆的に「心身再生の郷づくり」を目指しました。 からだ会議の行われたホテル昴から十数分のところに実家のある私が察するに、 背景に医療費の増大と地域おこしがあるようです。日々のお仕事や家事、育児など、現代社会を生きる私たちは多くのストレスや不調と隣り合わせです。今回は、私たちが健やかに生きるために見直したい「現代の食、腸内環境、そして心のあり方」についてお届けします。以下の内容は、その時に医師の堀田先生が話されていた内容を中心にまとめています。

日本の医療費高騰と「食品添加物」の影

驚くべきデータがあります。日本の人口は50年前と比べて約1.5倍になりましたが、国の医療費はなんと約170倍にまで膨れ上がっています。この背景には、高齢化や薬の過剰な処方だけでなく、「食品添加物」の影響が深く関わっていると考えられています。

現代の食卓や、何気なく口にする間食(お菓子など)には、非常に多くの添加物が含まれています。あるいは、環境毒(ダイオキシンや重金属など)の問題も当然あります。これらが体内に蓄積されると、私たちの体を構成する細胞の老化を加速させる原因になります。日々の不調から抜け出す第一歩は、まず口にするものを意識することから始まります。

脳の安定と「腸内環境」の深い関係

近年、うつ症状に悩む方が年々増加しています。この背景には、日本人の「腸内環境の悪化」が少なからず関係していると言えるでしょう。

腸内に善玉菌が多い状態であれば、睡眠を促すメラトニンや、脳をリラックスさせるGABA(ギャバ)といった重要な物質の前駆体がスムーズに作られます。しかし、動物性脂肪の摂りすぎなどで悪玉菌が優位になると、便のニオイが強くなるだけでなく、これらの物質がうまく作られなくなり、様々な体調不良やメンタルの乱れを引き起こします。

引き算の健康法と「抗酸化食品」のすすめ

医学的には「吸収は排泄を阻害する」と言われています。つまり、食べ過ぎている状態では、体本来の解毒(デトックス)がうまく働きません。体を整えるためには、時に「食べ過ぎないこと」が最善の薬になります。

その上で、細胞の老化を防ぐ「抗酸化食品」を賢く取り入れましょう。おすすめの食材は以下の通りです。

  • 熟成された味噌
  • ゴマ
  • ハーブ、かんきつ類
  • キノコ類
  • 硫黄化合物(ニンニク、玉ねぎなど)※ただし、硫黄化合物を上手く代謝できない体質の人も一定数おられますので、自分に合ったものの取捨選択を常に念頭においてください。どのようなものでも、無条件に良いとは限りません。

中でも「生わさび」の抗酸化力には特筆すべきものがあります。毎日の食事に少しずつプラスしてみてはいかがでしょうか。

「心のバランス」が体の不調を遠ざける

心の乱れは、ダイレクトに体の不調へとつながります。もし今、以下のような感情が強くなっているなら、少し立ち止まってみるサインです。

怒り、我執(執着)、疑い、嫉妬、罪悪感、こだわり、劣等感、絶望感、恐怖心

これらのネガティブな感情から逃れるためには、「反対の視点」から物事を捉え直すことが大切です。

  • 劣等感を「個性」と考えてみる:お笑い芸人の方がコンプレックスを武器にするように、視点を変えれば強みになります。
  • 相手の立場になって考える:自分の考えだけに固執せず柔軟になることで、心の摩擦が減ります。
  • 感情の共存を受け入れる:「怒り」と「愛」は相反するように見えて、実は半分半分で共に存在しうるものです。完璧を求めず、グラデーションを受け入れましょう。

体と心、両面からのアプローチを

当院では、カイロプラクティックや分子栄養学、脳と神経の仕組みに基づいたケアを行っています。食事による内側からのアプローチと、心のバランス、そして骨格や神経のメンテナンスはすべて繋がっています。なかなか抜けない不調にお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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