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【マタニティ・産後ケア⑥】症例3:産後2か月の方の腰痛と肩背中のコリ

先日、産後2か月のお客様がご来院くださいました。

赤ちゃんは車の中からすやすやと眠った状態でお越しになり、なんと施術が終わったと同時にパチッと目を覚まされました!👀
その見事なタイミングに、思わずお母様とほっこりしてしまいました。

実はこのお客様、5年前にも当院で施術をさせていただいており、今回はお二人目の産後ケアとなります。再びおまかせいただけて、本当に嬉しい限りです。


帝王切開後の「肩こり・腰痛」には盲点がある

前回も今回も帝王切開でのご出産だったとのこと。
実は、帝王切開をはじめとする「腹部手術のあと」には、一般的な産後骨盤矯正だけでは見落とされがちな盲点があります。

それが、手術の傷口周辺や腹部の腹膜で起こる「組織の癒着(高密度化)」です。

お腹側の「癒着」が、背中側の「痛み」になる理由

手術によって腹膜が癒着すると、周囲の組織や臓器の自由な動きが制限されてしまいます。
すると、本来ならスムーズに動くはずの筋膜や靭帯、筋肉に過度な緊張やストレスがかかり、リンパや血液などの体液の循環不良を引き起こしてしまうのです。

つまり、「お腹側」で起こった組織の可動制限のしわ寄せが、本人の感覚としては「背中や腰のコリ・痛み」として現れるということです。

■手術後やケガ後の癒着や瘢痕による問題は、大なり小なり起こると考えるのが良いと思います。
問診ではしつこいぐらいケガ歴や病院・歯科での治療歴を聞きます。
数十年前の手術の影響が今になって、腰痛として出てくることは普通にあるからです。
(補足)
●癒着(ゆちゃく)は、手技では根本的に治すことはできないとしたものですが、組織の高密度化では手技が有効なことがあります
●高密度化・・・筋肉や臓器を包む結合組織である筋膜が、水分不足や動きの悪さにより硬くなった状態
●瘢痕自体を手技で消去することはできませんが、患者の感じるその場所でのこわばりやツッパリ感などは手技で柔軟化させて軽減・解消することができます

「起こっている現象」だけを揉んでも解決しない

このようなケースでは、いくら「凝っているから」といって背中や腰をマッサージしても、その場限りのリラクゼーション効果しか得られません。根本的な原因が「お腹側(癒着)」にあるケースでは、持続的な効果は出ないのです。

目の前で起こっている「痛みの現象」だけを相手にしても、根本解決にはなりません。

車で例えてみると……

「車がうまく走らない」というトラブルが起きたとき、あなたならどうしますか?

  • ガソリンがない(ガス欠)
  • バッテリーが上がっている
  • オイルが汚れている
  • タイヤがパンクしている
  • 金属部分が破損している

このように、原因は色々なことが考えられるはずです。車の外側の見た目がキレイでも、中身のバッテリーが上がっていれば車は動きません。

人間の身体なら、なおさらもっと色々なことが複雑に絡み合っています。


当院が「原因の引き金」にアプローチできる理由

当院では、ただ筋肉をほぐすのではなく、カイロプラクティックやオステオパシーの手技をベースに、身体のどこで「伝達エラー」や「組織の制限」が起きているかを問診や触診をもとに丁寧に見極めます。

今回のお客様も、お腹側のつながりを考慮しながら全身のコンディショニングを行いました。
産後のデリケートなお身体だからこそ、バキバキしない安全なアプローチで、組織の制限や体液循環をじっくり整えていきます。

「出産してから、マッサージに行っても肩こりや腰痛がすっきりしない」
「帝王切開後の身体の引きつりや不調が気になる」

そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。あなたの身体の「本当の原因」を一緒に見つけていきましょう!

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