お酒好きは要チェック!睡眠の質を高める「ナイアシン」の秘密

「最近、ぐっすり眠れない…」
「お酒を飲んだ翌日、だるさが抜けなくなった…」
そんなお悩みはありませんか?
もしかしたらその不調、体内の「ナイアシン」不足が原因かもしれません。
今回は、私たちの健康やエネルギー作りに欠かせない栄養素「ナイアシン」について、血液検査のデータの見方も交えて分かりやすく解説します!
ナイアシン(ビタミンB3)ってどんな栄養素?
ナイアシンは、水溶性ビタミンである「ビタミンB群」の仲間で、ニコチン酸とニコチン酸アミドの総称です。
この栄養素の最大の特徴は、「熱、酸、アルカリに強い」ということ。
加熱調理をしても壊れにくい性質を持っています。ただし、水に溶け出しやすいため、スープや煮物など「煮汁ごと食べられる料理」にすると効率よく摂取できます。
体の中で働く!ナイアシンの3大役割
ナイアシンは、体内のさまざまな化学反応を助ける「補酵素」として、主に以下の3つの重要な働きをしています。
- エネルギーの代謝を助ける:私たちが食べた「糖質・脂質・タンパク質」の三大栄養素を、動くためのエネルギーに変える手助けをします。
- アルコール・アセトアルデヒドの分解:お酒を飲んだ際、体内でアルコールを分解する時はもちろん、二日酔いの原因となる「アセトアルデヒド」を分解する時にも大量のナイアシンが消費されます。
- 神経系や消化器系のサポート:自律神経の安定や、胃腸などの消化器、循環系が正常に働くために欠かせません。
不足するとどうなる?特にお酒を飲む人は要注意!
アルコールを頻繁に飲む方は、代謝のためにナイアシンが大量に消費されてしまうため、慢性的な不足状態に陥りやすくなります。
ナイアシンが不足すると、以下のような症状が現れやすくなります。
- 慢性的な倦怠感(だるさ)や食欲不振
- 消化器系のトラブルや神経障害
- 気分の落ち込み(うつ状態)
また、アルコールを分解する際には、ナイアシンだけでなくチアミン(ビタミンB1)なども同時に減少してしまいます。お酒が好きな方は、これらのビタミンB群全体の不足に気を配ることが大切です。
あなたは大丈夫?血液検査の「LDH」で不足をチェック
健康診断などの血液検査にある「LDH(乳酸脱水素酵素)」という項目を見たことはありますか?
実は、このLDHが働くための補酵素こそが「ナイアシン」なのです。
一般的な基準値は「120〜245」などと幅広く設定されていますが、分子栄養学的な視点(理想値)で見ると、「170〜180」あたりが理想値です。
もし、検査結果のLDHが「140」など理想値よりも低い場合、体内のナイアシンが不足している(代謝がうまく回っていない)可能性が推測できます。
ナイアシンを豊富に含む食品
毎日の食事からナイアシンを意識して取り入れてみましょう!

- 魚介類:マグロ、カツオ、サバ、いわし、たらこ、明太子など
- キノコ類:マイタケ、シイタケ、エノキタケ、マツタケ、ブナシメジ、エリンギなど
- その他:落花生(ピーナッツ)、あんず、プルーン、バナナなど
まとめ:スタッフの実体験より
実は当院のスタッフも、過去にLDHの数値が低めでお酒との付き合い方を見直した一人です。
「お酒への強い欲求」自体が、実は体内のナイアシン代謝のトラブルと関係しているという説もあります。実際にナイアシンを意識して補給するようになってから、「あきらかに睡眠の質がアップした」という変化を実感しています。
筋肉や骨格を整えることはもちろん大切ですが、それらを動かすエネルギーを作るのは「栄養」です。
「疲れが取れない」「自律神経が乱れている気がする」という方は、ぜひ食事や栄養のバランスも一緒に見直していきましょう!
気になる症状や、お体のお悩みがあれば、いつでも広陵コンディショニングにご相談ください。