口内炎や肌荒れに悩んでいない?脂質の代謝を助ける「リボフラビン」の重要性

「なぜか口内炎が繰り返しできる…」
「肌荒れや髪のパサつきが気になる…」
そんな肌や粘膜のトラブルにお悩みではありませんか?
その原因は、体内の「リボフラビン(ビタミンB2)」不足にあるかもしれません。
今回は、皮膚や髪の健康を保ち、生活習慣病の予防にも欠かせないリボフラビンの働きと、不足時のサインについて分かりやすく解説します!
リボフラビン(ビタミンB2)ってどんな栄養素?
リボフラビンは、水溶性ビタミンであるビタミンB群の一つです。
体内で脂肪、炭水化物(糖質)、タンパク質をエネルギーに変える代謝をサポートするほか、赤血球の形成や抗体の生産、正常な発育にも欠かせない重要な栄養素です。
さらに、甲状腺の正常な働きを維持したり、皮膚、爪、頭髪をはじめ、体全体の健康状態を健やかに保つ役割を持っています。
脂質が多い食事ほど消費される!リボフラビンの重要機能
リボフラビンには、私たちの体を守るための大切な働きが2つあります。
- 脂質の摂取量に比例して必要になる:リボフラビンは脂質の代謝に深く関わっているため、脂っこい食事を多くとる人ほど不足しがちになります。
- 過酸化脂質を防いで生活習慣病を予防:動脈硬化や老化の原因となる有害物質「過酸化脂質」が体内で作られるのを防いでくれます。
要注意!リボフラビンが不足したときのサイン(欠乏症)
リボフラビンが不足すると、皮膚や粘膜を中心にさまざまな分かりやすいサインが現れます。
- 口や目、皮膚のトラブル:口内炎、口角炎(口の端のひび割れや痛み)、舌炎(舌が紫紅色になる・ヒリヒリする)、目の充血、肌荒れ
- 脂漏性(しろうせい)皮膚炎:鼻の周り、耳、まぶた、頭部などに脂っぽいうろこ状の赤い斑点や剥がれやすい斑点ができる
- その他の不調:髪の毛のトラブル、皮膚や粘膜が敏感になる、胃腸障害、咽頭痛(のどの痛み)
医学マニュアル(MDSマニュアル)によると、慢性的な下痢、肝疾患、アルコール依存症、あるいは透析治療(血液透析・腹膜透析)などを行っている方は、このリボフラビン欠乏症のリスクが高まるとされています。また、リボフラビン不足は他のビタミンB群の不足と同時に起こることがほとんどです。
過剰摂取の心配は?
リボフラビンには毒性がなく、多く摂りすぎても体外に排出されるため問題はありません。
サプリメントなどで多めに摂取したあと、尿が蛍光の黄色になることがありますが、これは吸収されなかったビタミンB2本来の色がそのまま出ているだけなので安心してください。
リボフラビンを多く含む食品
日頃から脂っこい食事が好きな方は、特に以下の食品を意識して取り入れましょう。
- レバー類:豚レバー、鶏レバー、牛レバー(特に豊富です)
- 魚介・動物性食品:うなぎ、鶏卵、牛乳
- 野菜類:緑黄色野菜など
まとめ:体の中の栄養から、健康な皮膚と関節を作ろう
当院では、骨格や筋肉のバランスを整えるコンディショニングを行っていますが、それらを作るベースは毎日の食事と栄養です。
お酒をよく飲む方は前回ご紹介した「ナイアシン」だけでなく、この「リボフラビン」などのビタミンB群全体が同時に不足しやすくなります。皮膚の慢性的なトラブルや、なかなか抜けない疲労感があるときは、一度栄養バランスを見直してみるチャンスです。
「最近、なんとなく体調がすっきりしない」「自律神経や栄養のバランスを整えたい」という方は、ぜひ広陵コンディショニングへお気軽にご相談ください!