こんにちは。広陵コンディショニング(奈良県広陵町)です。
お越しになるクライアントの訴えで、腰痛や肩痛と並んで多いお悩みが「首痛(首の痛み)」です。
- 首を回すと何かが引っかかる感じがして痛い
- 首を後ろに反らすと、首の後ろがズキッと痛む
このような症状でお悩みではありませんか?実は首の痛みは、原因や年齢によって回復のスピードや必要なアプローチが大きく異なります。今回は、首痛のメカニズムと当サロンでの見立てについて詳しく解説します。
1. 40代までの首痛は比較的スムーズに改善しやすい
首だけが痛む場合、多くのケースでは頸椎(首の骨)や胸椎(背中の骨)のゆがみを整えたり、筋肉の連鎖を見て関連する別の筋肉を修正することで、スムーズに痛みが取れていきます。
特に40歳ぐらいまでの方は、頸椎などの関節を支える靭帯がまだ柔らかいため、矯正がスムーズに進みやすく、早期に改善することがほとんどです。
2. 50代以降に増える「しびれ」を伴う複雑なケース
一方で、50歳を超えると少し事情が変わってきます。単なる筋肉のこわばりや一時的なゆがみだけでなく、以下のような骨や構造の変化(変性)が起きている可能性が高くなるからです。
- 骨にトゲのような突起ができる「骨棘(こつきょく)」が神経に触れている
- 神経の通り道である「椎間孔(ついかんこう)」が狭くなっている
この段階になると、首の痛みだけにとどまらず、肩、腕、手などに「しびれ」や痛みが広がってくるケースが目立ちます。
3. なぜ「頸椎の5番・6番」に変性が起きやすいのか?
手腕にしびれや痛みが出ている場合、そのほとんどが頸椎の5番目(C5)または6番目(C6)に変性が起きています。なぜここにトラブルが集中するのでしょうか?
理由は、力学的に頭の重さがもろにかかりやすい場所だからです。負担が集中し続けた結果、クッションである椎間板がすり減ったり、カルシウムが沈着してトゲのようになって神経を圧迫します。
特に現代人に多いストレートネックの方は、構造上さらに首への負担が増大しています。将来深刻なトラブルを抱えないためにも、若いうちから出来るだけ修正するエクササイズに取り組むことが極めて重要です。
※5番・6番の間など首の中下部から出ている神経は、腕や手へとつながる「腕神経叢(わんしんけいそう)」を形成しているため、首の異変が手先のしびれとなって現れます。
また、過去にムチウチ(交通事故など)を経験されている方は、椎間板ヘルニアのリスクがあり、この場合もある程度の施術期間が必要となります。(逆に、ヘルニアと言われても時間をかけて取り組めば、治っていくことが可能ですので、過度な心配は不要です)
4. 【まとめ】あなたの首痛はどのタイプ?
首痛の状況は、大きく以下の3つのパターンに分けられます。
- ① 首だけが痛い場合
- 50歳まででむち打ちなどの外傷歴なしであれば、早期に改善できることがほとんどです。
- ② 首のほかに、ひどい肩こりや腰痛もある場合
- 体全体のバランスを整える「全身の施療」になってきますので、3回以上(3週~2か月)の通院が必要になることが多くなります。
- ③ 首から肩、腕、手などに痛みやしびれがある場合
- 変性が進んでいるため相応の時間(1~3か月)が必要です。また、症状の程度によっては手技療法の適応外(不適応症)となるケースもあります。たとえば、首や腕の症状だけでなく足腰に力が入らないなどのケースです。
的確な施療のために
当院は、安全かつ的確にお客様の体をサポートするため、どの程度、どの場所に骨の変性や神経の圧迫があるのかを把握したいと考えております。(とくに、これまで色々な所に行ったという方)
もし病院で撮影されたMRIやレントゲンの画像(またはコピー)をお持ちでしたら、施療の非常に重要な参考になりますので、ぜひご持参ください。(なければ、かまいません)
「このしびれはもう治らないかも…」と諦める前に、まずは現在の状態を詳しくお聞かせください。あなたの体に合わせた最適なケアをご提案いたします。お問い合わせは公式ラインからしていただけます。これまでのいきさつなど、お伝えください。
