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減塩だけでは改善しない?高血圧と糖尿病をつなぐ「インスリン」の正体

こんにちは!広陵コンディショニングです。
「血圧が高いから、とにかく減塩すべき…」
「糖尿病だし、高血圧にも気をつけないといけないから毎日の食事は味気ないけど減塩に…」
そんな風なお悩みの方は多いのではないでしょうか?
一般的には「高血圧=塩分の摂りすぎ」と考えられており、病院でも一律で「減塩」を指導されることがほとんどです。
しかし、糖尿病の世界的権威であるリチャード・バーンスタイン医師の著書(『糖尿病の解決』)などでは、すべての糖尿病患者に一律で塩分制限を求めることの矛盾や、高血圧の本当の原因について鋭く指摘されています。
今回は、意外と知られていない「高血糖・インスリン」と「高血圧」の本当の関係についてお話しします。

なぜ血糖値が高いと、血圧まで上がってしまうのか?

「糖尿病」と「高血圧」はセットで語られることが多いですが、これには明確なメカニズムがあります。バーンスタイン医師らの指摘をもとに、その原因を紐解いてみましょう。
① 高血糖そのものが血液の水分を増やす
血糖値が高い(血液中にブドウ糖が溢れている)状態になると、体は濃くなった血液を薄めようとします。すると、体の組織から水分が引っ張り出されて血管の中に流れ込みます。
血管の中を流れる全体の水分量(血液量)が増えるため、当然、血管の壁にかかる圧力(血圧)が高くなってしまうのです。実際、血糖値のコントロールが良くなると、同時に血圧が下がるケースは珍しくありません。
② 腎臓のフィルター(糸球体)の破壊
高血糖が慢性化すると、腎臓で老廃物をろ過する「糸球体(しきゅうたい)」という組織が壊れていきます(糸球体病)。
腎臓の機能(GFR)が著しく低下すると、体は十分な尿を作れなくなり、外に出せない水分が体内に溜まります。これが血液量をさらに増やし、必然的に高血圧を引き起こします。

最大の黒幕は「過剰なインスリン」だった!

さらに見落とされがちなのが、「インスリン(血糖値を下げるホルモン)」の出過ぎによる影響です。
多くの2型糖尿病患者さんや、その予備軍である「インスリン抵抗性(インスリンの効きが悪い状態)」がある方は、体内でインスリンが過剰に分泌されています。この高いインスリン値が、血圧を上げるダイレクトな原因になります。
  • 腎臓に水と塩分を溜め込ませる
    高いインスリン値は、腎臓が水分や塩分を体外へ排泄するのを邪魔し、体内に蓄積させてしまいます。
  • 交感神経を刺激して血管を縮める
    過剰なインスリンは交感神経を興奮させます。交感神経が優位になると、心拍数が増え、血管がギュッと収縮するため、血圧がグンと跳ね上がります。
つまり、炭水化物(糖質)をたくさん食べて、それを処理するためにインスリンが大量に出ていること自体が、高血圧の引き金になっているのです。

一律の「減塩」が逆効果になるデータも!?

ここで驚きの研究報告があります。
1998年にスコットランドで行われた研究では、「2型糖尿病患者が塩分制限をすると、むしろインスリン抵抗性が増加した(インスリンの効きが悪くなった)」という結果が示されています。

体に合わない無理な減塩は、かえって血糖値のコントロールを乱し、悪循環を招く可能性があるのです。もちろん、すでに腎障害が進行して尿が出にくくなっている方は水分や塩分の管理が必要ですが、そうでない人まで一律で極端な減塩をする必要性は薄いと言えます

根本解決のために:目を向けるべきは「糖質」

血圧を下げたい、そして糖尿病を良くしたいと考えたとき、本当に見直すべきは「塩の量」ではなく、「炭水化物(糖質)の量」です。
糖質の摂取を最適化することで:
  1. 血糖値が下がり、血管内の過剰な水分が減る
  2. インスリンの分泌量が減り、交感神経の興奮や水分の溜め込みが収まる
結果として、薬や無理な減塩に頼らなくても、自然と血圧が落ち着いていくケースが多いのです。
最後に
「高血圧だから塩を抜く」「糖尿病だからカロリーを減らす」といった部分的な対処ではなく、「なぜ血圧が上がっているのか」という根本的なメカニズム(糖質とインスリンの関係)に目を向けることが大切です。
当院(広陵コンディショニング)では、お体の施術だけでなく、こうした最新の分子栄養学や生理学的知見に基づいたアドバイスも大切にしています。
「体に良いと思って続けている習慣が、本当に自分に合っているのか知りたい」「根本から体質を改善したい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください!

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