月に1度、奈良市の歯科クリニックに出張しています。
こちらのクリニックから、患者さんのご家族やスタッフの方々に向けて、カイロプラクティックの手技や分子栄養学(オーソモレキュラー)のセッションの要請があり、2023年よりうかがっています。
来院される方には次のような傾向が見られます。
- 痛みのある方: 1〜2回の施術で解消に向かう傾向
- 3回以上かかる方: 変形性関節症や持病をお持ちの方
- 子どもたち: 施術と栄養指導を掛け合わせることで、驚くほど身長が伸び出したケースが多数
このクリニックは院長先生のご意向で、特に「子どもの発達」に大変力を入れられています。問診票を拝見しても、生後から数年間の親御さんの関わり方をこれほど徹底して聴取しているところは、他にはないのではないかと思います。私もかなり詳しく経緯を伺うほうですが、その熱量にはいつも感銘を受けます。
■ 「カ行が発声できない」というお悩み
今回は、そんなクリニックで出会った、あるお子さまのケースをご紹介します。
主訴は「カ行の発声がぎこちない」、そして「足首が変な感じがする」というものでした。
実は、発声の仕組みには明確な身体のルールがあります。
- カ行: 舌の「奥の筋肉」がしっかり持ち上がらないと発音できません。
- タ行: 舌の「先」が持ち上がってしまうと、カ行ではなくタ行になってしまいます。
このお子さまの場合、舌の奥のコントロールがうまくいっていなかったため、脳神経へのアプローチを目的とした頭蓋施術(クラニアルテクニック)を行い、合わせて舌のトレーニング指導をお伝えしました。その結果、わずかひと月ほどでカ行の発声がスムーズに改善へと向かいました。
■ 足首の違和感と、内臓・内分泌系のつながり
もう一つの悩みであった足首は、「前脛骨筋(すねの筋肉)」が過剰に緊張していることが原因でした。
しかし、なぜそこが緊張してしまうのか。さらに体を紐解いていくと、その背景には内臓や内分泌系への負担が隠れているようでした。今回は身体への施術に加え、日々の生活習慣へのアドバイスを行い、本日のセッションを終了しました。

(写真はセッションが終わり、後片付けをしている風景です。お母さまが施術を受けている間、お子さまがいろいろと元気に散らかして遊んでくれていました!)
■ 子どもの発達に関して、お悩みあればぜひ、ご相談ください
「言葉の発音が気になる」「歩き方や姿勢が気になる」といった子どものお悩みは、単なるクセではなく、脳神経の発達や内臓の負担、そして栄養状態が複雑に絡み合っていることが少なくありません。
当院では、手技による身体へのアプローチと、分子栄養学による内側からのアプローチで、子どもの健やかな成長をトータルでサポートしています。気になる症状があれば、いつでもお気軽にご相談ください。