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顎関節症の多面的な原因を考える

顎関節症の多面的な原因とブラキシズム(歯ぎしり)の影響

顎関節症は、単一の要因ではなく、以下のような複数の要素が複雑に絡み合って発症します。

  • かみ合わせの悪さ: 歯科的な不調和。
  • 精神的なストレス: 自律神経の緊張による筋肉のこわばり。
  • TCH(上下歯列接触癖): 日常的に無意識に上下の歯を触れ合わせ続けてしまう癖。
  • ブラキシズム(歯ぎしり): 睡眠中や集中時に行われる以下の3つのタイプ。
    • グラインディング: 歯をギリギリと横に音を立てて擦り合わせる。
    • クレンチング: 音を立てずにグッと強く噛みしめる。
    • タッピング: 歯をカチカチと素早く打ち合わせる。

特にブラキシズムは、口腔内だけでなく全身に以下のような深刻な症状を引き起こす原因となります。

  • 口腔内の問題: 歯や被せ物が割れる・欠ける、歯のすり減り、歯が浮いた感覚、冷たい物がしみる(知覚過敏)、歯周病の悪化への直接的な関与。
  • 顎の問題: 顎の痛みやだるさ、口が開きにくい(開口障害)。
  • 全身への波及: 頭痛・肩こり、腰痛など、全身のバランス異常の誘発。

    ◎写真は骨隆起のオペのビフォー・アフター
    ・骨隆起はカルシウム/マグネシウムのバランス異常などの生化学的要素も関係します
    ・このような口の内側の骨隆起の場合、舌の位置異常による各種トラブル(口内炎、無呼吸、咀嚼・嚥下障害、構音障害)も気になるところ

頭蓋骨(側頭骨)の歪みから見る顎関節の本質

顎関節の問題を深く掘り下げると、その本質には頭蓋骨の機能異常、特にお下あごがぶら下がっている土台である「側頭骨」の左右の位置異常がまず見られます。

実際に左右の乳様突起を軽く触診してみると、前後に位置がズレていたり、鱗状縫合(側頭骨と頭頂骨のつなぎ目)などの可動性が失われ、左右で硬さの感じが大きく異なっていたりすることが分かります。

もちろん、咬筋、翼突筋、側頭筋といった咀嚼筋の左右差も現れますが、それらの筋肉の緊張を生み出している根本原因を考える必要があります。この歪みを生む物理的ストレスの背景には、以下のようなトラブルが隠されています。

  • 出生時における頭蓋のわずかな変形・・・普通分娩か?鉗子分娩か?帝王切開か?などの聴取が必須
  • 幼少期から現在に至るまでの頭部や骨盤、その他の打撲・外傷

歯科治療の結果として起こっているかみ合わせの問題であれば、より専門的なかみ合わせの歯科治療が必要不可欠です。しかし、それ以外の「出生時の変形」「過去の打撲」「精神的ストレス」「生化学的なストレス(機能性低血糖による食いしばり)」に起因する頭蓋などのシステム問題であれば、カイロプラクティック(頭蓋・硬膜系へのアプローチ)あるいは分子栄養学アプローチで改善できる可能性が極めて高いと言えます。

当院は、定期的に歯科クリニックに出張施術に出張施術を行っています。
おもに母子の健康相談、発達相談ですが、顎関節症や首痛・腰痛などの不調も診させていただいております。

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