慢性痛・自律神経の不調感・女性専用ケアまで、目的に合わせてご相談ください
アクセス 広陵コンディショニング Style Lab. お問合せ

ブログ

なかなか治らない首肩コリの本当の原因

「首肩コリが治らない」その裏にある自己防衛機能:心理的アプローチで体が氷のように解ける理由

日々多くのクライアントに接する実際の臨床現場において、特に女性のクライアントに時々見られる共通の傾向。それは、過去の心理的ストレスの蓄積によって身体が「自己防衛機能」を起こし、胸郭の動きに制限がかかり呼吸がスムーズに行えず浅くなっているという事です。

子どもの頃の家庭環境や、長年抑え込んできた感情といった目に見えない心の負担は、知らず知らずのうちに身体の防御反応としての筋骨格系(特に胸郭)のロックとして定着するようです。今回は、この防衛反応がどのようにしつこい首肩コリを作り出し、そしてどのようにして劇的に改善していくのか、臨床でのリアルな経験をお話しします。

なぜ過去のストレスで「首肩コリ」が治りづらくなるのか

過去に強い怒鳴り声を浴びたり、精神的なプレッシャーを抱え続けたりしてきた方は、無意識に「これ以上傷つかないように」と身体を硬くして身を守るクセ(自己防衛機能)がついています。この防衛反応が最も顕著に現れるのが「呼吸の浅さ(胸郭の制限)」です。

息を潜めるように浅い呼吸が日常化すると、本来なら呼吸の主役であるはずの横隔膜や肋骨(胸郭)の動きが小さくなります。すると身体は、呼吸を補うために首や肩の筋肉(斜角筋や僧帽筋など)を過剰に引き上げて息を吸おうとするようになります。これが、当院の臨床現場で本当によく目にする「治りづらい首肩コリ」の正体です。

この状態に陥っている場合、より根本的な原因は筋肉そのものの疲労ではなく、脳と神経が出し続けている「身を守れ!」という防衛指令にあります。そのため、いくら強力にマッサージをしたり、一時的に筋肉を揉みほぐしたりしても、脳の警戒モードが解けない限り、施術が終わればすぐに元のカチカチな状態へと戻ってしまうのです。

心理的側面への介入で、体は氷が解けるように緩みだす

だからこそ、当院では単に痛む場所を触るだけでなく、クライアントが抱えてこられた背景や心理的な側面へのアプローチを考慮します。

臨床において、これまで何をやってもビクともしなかった頑固な首肩コリや身体の緊張が、心理的なアプローチ(感情の言語化、EMDR、TFTなどの心理療法)によって、まるで氷が解けるようにスルスルと緩んでいく瞬間を何度も経験してきました。
「ずっと言えなかった気持ちを吐き出せた」「過去の恐怖の記憶と今の身体が切り離された」と脳が安全を認識した瞬間、張り詰めていた自己防衛のスイッチがオフになり、カチカチだった胸郭がフワッと広がって、深く大きな呼吸が勝手に流れ込んでいくのです。

心と身体は別々のものではなく、完全に繋がっている一つのシステムです。身体が本当の意味で「もう身構えなくていいんだ」と安心できたとき、長年あなたを苦しめてきた慢性的な痛みは、その役割を終えて自然と消えていきます。

まとめ:無理に話さなくても大丈夫。あなたの身体の歴史に寄り添います

「過去のストレスが原因かもしれない」と思っても、「今さら昔のつらい記憶を事細かに思い出すのは気が引ける」「上手にお喋りできる自信がない」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。

ですが、どうぞ安心してください。当院のケアでは、あなたが言いたくない過去を無理に根掘り葉掘り聞き出すようなことはいたしません。カチカチに固まった胸郭や、浅くなってしまっている呼吸といった「身体のサイン」から優しくアプローチし、脳の警戒を解いていく方法がしっかりとあります。

長年、自分を守るために頑張って盾を構え続けてくれたあなたの身体。その緊張の荷物を下ろして、心から深く息が吸える心地よさを、ぜひ当院で取り戻してみませんか?

関連記事

ページ上部へ戻る
090-9110-5002
目次