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【子ども⑨】側弯症の症例報告:4ヶ月でコブ角が40度⇒33度に改善

今回は、当院でしっかり施術に通ってくださった中学生女子の「特発性側弯症」の改善例(2019年~2020年の症例)をご紹介します。

2019年9月の初診から約4ヶ月(施術16回)、2020年1月18日までのレントゲンでの変化です。同じようにお悩みのお子様や親御様にとって、大きな希望となるエビデンス(実証データ)と考えます。

【レントゲン写真】左:施術前(コブ角:上27度、下40度)/ 右:16回施術後(コブ角:上25度、下33度)(角度測定は担当医師による)


1. 病院での検査結果(ビフォーアフター)

側弯症の進行度を表す「コブ角」について、専門医による診断結果は以下の通りでした。

  • 施術前(右写真):コブ角 上27度 / 下40度
  • 施術16回後(左写真):コブ角 上25度 / 下33度

わずか4ヶ月で、最も湾曲の強かった下のコブ角が「7度(40度⇒33度)」改善しました。
さらに、長年彼女を悩ませていた腰痛や肩の違和感も、施術の途中で消失しています。


2. クライアント(中学生女子)の状況と専門医の見解

彼女は幼少の頃よりバドミントンを続けており、来院当時、近畿チャンピオンに輝いています。激しい練習のせいか、長らく腰痛と肩の不調を抱えていました。

専門医の本来の見解は…

側弯症の専門医からは最初、以下のような説明を受けていました。

  • 「側弯症が(手技などで)治ることはない」
  • 「エビデンスとしてシュロス法という運動療法はあるが…基本は経過観察。悪化すれば装具や手術」
  • 「初潮から2年が経ち成長が止まりつつあるため、今後の悪化は毎年0.5度程度で済むだろう。ただハードにスポーツをしているので、念のため毎年レントゲンで経過を見ましょう」

専門医の視点では「これ以上悪化させないこと」が限界とされていましたが、今回の結果はその想定を大きく覆すものとなりました。トップアスリートのご本人も、コブ角の数値はもちろん、腰痛や肩痛が消えて思いきりプレーできるようになったことを何より喜んでくれています。


3. なぜ改善したのか?当院の推理と独自の施術アプローチ

当院では、単に曲がっている背骨を無理やり真っ直ぐにしようとはしません。なぜなら、側弯が起こるのは「脳や神経、あるいは過去の物理的・生化学的ストレス」が深く関係しているからです。

【当院の考察】側弯症の本質は「平背(フラットバック)」にある?

私がこれまで診てきた側弯症のクライアイントでは、共通して「横から見たときに胸椎が平ら(フラット)」になっているという特徴があります。
本来、人間の背骨は前後にS字のカーブを描いて衝撃を逃がしていますが、これがフラットになると構造的に非常に脆くなってしまいます。そこで身体は、神経的な命令によって「後ろから見たときに横方向に曲げることで、なんとか全体のバランスを保とうとしている」のではないか――。これが当院の仮説です。

つまり、アプローチすべきは「左右の曲がり」ではなく、「本来の前後方向のS字湾曲をどう作るか」、そして「なぜその湾曲形成が妨げられてしまったのか」という根本原因に対してです。

原因を紐解くカウンセリングと施術内容

彼女の過去の歴史を紐解くと、いくつかの重要な手がかり(各種のストレス)がありました。

  • 幼少期に遊具から落下し、顔、額、手首を強く打撲
  • 右足首の捻挫歴
  • 花粉症(アレルギー・免疫系の乱れ)

これら過去の物理的衝撃が中枢神経系(脳や脊髄)に側弯症につながる何らかの影響を及ぼしていたと考え、以下の包括的なアプローチを行いました。

  1. 硬膜(脳と脊髄を包む膜)へのアプローチ(5g程度の圧で行う非常にソフトな施術):後頭骨〜上部頚椎、第2仙椎などの付着部を整えるクラニアル(頭蓋骨)矯正
  2. 中枢神経系へのアプローチ:左右の大脳半球などの検査と機能調整
  3. 骨格の矯正:肋骨、胸椎などの脊柱、および骨盤の歪みを矯正
  4. 四肢の矯正:手首や足首など、過去の負傷部位を含めた関節の調整(なるべく左右差をなくすことが神経系にとって重要)
  5. 筋筋膜のリリース:腰方形筋、多裂筋、大腿四頭筋、胸筋などの緊張緩和(いったんはある程度の筋筋膜の癖をリセットすることも必要。しかし、それを最終目的にしていては、いつまでも改善につながらないのは、肩こりの施術などと同じです)
  6. 自宅でのセルフケア:世界的に有名な側弯症エクササイズである「シュロス法」などをベースにした指導

4. 最後に:重要な要因「お母様の愛情と熱意」

今回の素晴らしい結果を出せた最大の要因は、実は私の施術だけではありません。
ご自身も側弯症をお持ちで、「娘には絶対に悪化させたくない!」という強い想いと深い愛情を持たれたお母様が、月に4〜5回という頻度で熱心に娘さんを連れて通ってくださったことが結実しました。

(※実際には、お身体への刺激が過剰にならないよう、あまり頻繁に施術しない方が良いケースもあります。しかし今回、練習量豊富なアスリートの彼女にとっては、このペースがマッチしました)

「病院では経過観察と言われたけれど、ただ悪化を待つのは耐えられない」
「子どもの側弯症を、少しでも根本から良くしてあげたい」

そうお困りの方は、諦める前にぜひ一度、広陵コンディショニングにご相談ください。骨格の構造だけでなく、神経や過去の歴史までトータルに見つめ直し、お子様の未来の健康と幸福を一緒に作っていきましょう。

貴重なレントゲン写真の掲載を快諾してくださったクライアントとご家族に、心より感謝申し上げます。

その後、スポーツコンディショニングのメンテナンスで定期的に来ていただいていました。
ちなみに、高校では国体で団体優勝、大学でも2024年インカレ個人戦優勝、団体戦優勝と、ますますご活躍されています。

詳しい施術内容やご相談は、こちらの広陵コンディショニング 公式ホームページをご覧ください。

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