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【子ども⑦】無痛分娩のリスクと子どもの発達問題

先日、子どもの発達問題に関して全国でセミナーを開催されている、奈良市の藤牧先生が来られました。
藤牧先生は、1980年代にアメリカで脳障害児機能回復などを行う「ドーマン研究所」に在籍され、その後「アプレジャー研究所」で学ばれた頭蓋仙骨療法(クラニアル・セイクラル・セラピー)のエキスパートです。その深い知見から語られる現在の育児・出産環境への危機感は、私たちが決して見過ごしてはならない重要な内容でしたのでシェアさせていただきます。

『親こそ最良の医師』・・・ドーマン博士のすべての研究の原点となる一冊です。脳に障害を持つ子どもたちの治療と回復の奇跡的なプロセスが描かれています。右上のドーマン博士と一緒にいる子供たちを藤牧先生はみられていたそうで、ひとりひとりどのような子だったかエピソードをお話ししていただきました。

■ 無痛分娩の裏に隠された、赤ちゃんへの影響

近年、選択される方が増えている「無痛分娩」。
一般的には「お母さんの負担を減らし、赤ちゃんへの影響はない」とされていますが、現場の助産師さんや専門家の間では、実は異なる意見を持たれています。

無痛分娩では母体に麻酔薬などの薬剤が入るため、出産の途中で赤ちゃんの動きが止まりやすく、結果として「吸引分娩」になりやすい傾向があります。吸引によって赤ちゃんの柔らかい頭蓋骨が変形してしまうと、その後の神経系の発達に問題が生じるリスクが高まります。
最近では、自費で数十万円をかけて「ヘルメット矯正療法」を行うケースが増えていますが、その背景にはこうした出産環境の変化も関係しているのです。

さらに、生まれたばかりの赤ちゃんがぐったりしていたり、出産後のお母さんの母乳の出が悪くなったりするといった現場の声もあり、決して「リスクゼロ」とは言えない現実があるようです。

■ 「うつ伏せ寝の減少」と絶壁頭・発達問題

子どもの神経系の発達において、実は「うつ伏せ(腹ばい)」の姿勢は非常に重要な意味を持っています。
しかし、乳幼児突然死症候群(SIDS)への対策として、国を挙げて仰向け寝が推奨されるようになってから約30年が経ちました。

この30年で変わったのは、いわゆる「絶壁頭」など、赤ちゃんの頭蓋の変形やそれに伴う発達問題が明らかに目立つようになったことです。
現在は「ターミータイム(見守りながらうつ伏せにする時間)」という言葉も生まれ、少しずつその重要性が再認識され始めていますが、まだ十分とは言えません。

■ 子どもの問題は、国力と私たちの未来に直結する

こうした現状に対し、しっかりとした研究や行政の指導が行われないままでは、今後の人口減少と相まって、発達問題を抱える子どもが増え、結果として「日本の国力」そのものが削がれかねないという危惧も生じてきます。

「自分はもう子育てが終わった世代だから関係ない」
そう思う方もいるかもしれません。しかし、私たちが年齢を重ねて年金を受け取る側になったとき、社会を支える若い世代に元気がなければ、大なり小なりその煽りを受けるのは私たち自身です。

子どもの発育や発達の問題は、一家庭の悩みではなく、社会全体、みんなで考えていかなければならない未来の問題です。

■ 当院が頭蓋・神経系のアプローチを大切にする理由

広陵コンディショニングでは、藤牧先生も行われているようにオステオパシーの頭蓋仙骨療法の考え方や、カイロプラクティックの技術をベースに、小さなお子さまの頭蓋や神経系のデリケートな調整を行っています。

赤ちゃんの段階で頭の歪みや神経系の突っかかりを優しく整えてあげることは、その後の健やかな発達の土台を作ることにつながります。
「向き癖が強くて頭の形が心配」「発達のステップで気になることがある」といったお悩みがあれば、ぜひ一度、当院にご相談ください。未来を担う子どもたちの健やかな成長を、全力でサポートいたします。

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